第五人格その4 基本的な試合の流れと各サバイバーの解読ノルマ サバイバー性能考察

 このゲームは突き詰めると流れが一本化される。それを満たせば勝てるし、満たせなければ負ける。それについての考察。

 

・暗号解読の配分

 暗号機五台でゲートが開けられるようになり、サバイバーの数は四人である。ということは、一人一台+一台でゲートが開く……なんてわけがないことは、プレイヤー諸君には分かり切っていることだろう。それを阻止するためにハンターがいて、四人のうち一人はトンネル(一人のサバイバーを飛ぶまで集中狙いすること)されたらずっと解読できない状況に追い込まれる。ということは、実質解読要員は三人。三人で三台+二台というのが順当な考え方である。

 だが、救助役は座らされたら救助に行かなければならない。だからその時点で解読完了していなければ、他の二人が解読を終えても二台+0.5~0.8みたいになるのがパターンだ。この半分くらい解読できている暗号機を、きちんと解読できるかどうか。これがサバイバー勝利における重要な要素となる。もちろん、解読役がこれを解読できるまで初めに狙われた人が絶えられれば勝利は大幅に近づく。

 なぜ救助役が暗号機を一台解読しきることが重要かというと。五台のうち狙われていない二人が二台ずつつければ、残る暗号機は一台である。この一台を解読する時、この二人がそれぞれ分かれて解読した場合。当然のことながら先につけたほうの暗号機が優先され、もう一人の解読量が完全に無駄になる。それが0.9までいっていたとしても、だ。もちろん、解読中にどちらか片方が狙われる可能性もあるので分かれて解読すること自体が無駄だというつもりは毛頭ないが、やはり時間がもったいないというのはある。ここで、救助役が一台つけていたとしたらどうなるだろう?

 それに、解読役それぞれの解読速度がほとんど一緒の場合、四台目の解読終了がほぼ同時になる。そうなるとハンターもなかなか邪魔できない。解読台数が偶数なら二人で平行作業できるが、五台の奇数だと一台は残ってしまう。だから、解読役は一人二台、救助役は一台解読することが理想であり必須条件なのだ。

 

この項のまとめ

サバイバーの解読ノルマは解読役は一人二台、救助役は一台!

救助役も解読台数に入っていることを忘れない!

 

・役割別のサバイバーの選び方

 このゲームはサバイバーの職業により能力の差別化が行われており、それによりできることできないことが設定されている。それによりその職業自体を選ぶな、なんてことを他人に言い出すプレイヤーもいるのだが……まあ、ロール(職業、役割のこと)分けシステムの弊害なのだろう。

 

 閑話休題

 

 では、ここからは役割別にどのサバイバーを選べばいいかを見ていこう。

 

●解読役

 機械技師 心眼

 サバイバーの数もそれなりに増えてきたが、解読役に属するサバイバーはまだこの二人だけである。おそらく開発元もそれはわざとなのだろうと思う。もう一人解読役が追加された時、絶対に解読役+機械技師心眼新サバイバーの編成が流行るから。

 まあそんなことは置いておいて、現在はこの2キャラ+あと二人の編成が主流である。これは解読役が二人必要なのが基本形と考えれば、じつに合理的な考え方だ。この中でも機械技師のポテンシャルは別格で、人形と本人で解読を並行できる関係上、救助役が解読できなくても五台中の残り一台を担うことができるのだ。これは他のどのサバイバーにもない特色であり、だからこそチームに必須とも言われ編成の一枠を独占するまでになっている。

 だからといって心眼が劣っているかというとそんなことは絶対に無い。機械技師は一人傷つけば解読速度が大幅に下がるし、何よりもゲート開放時点で人形が無くなっていたら、ほぼ確実に自分ではゲートを開けられないのでそこが唯一の弱点となっている。心眼にはそれがない。味方が傷つこうが解読速度はあまり下がらないし、ゲートだって開けられる。自分はこれが強いと思っている。

 

この項のまとめ

チームに解読役がいない時はとりあえず機械技師を使うといい!

機械技師と心眼はどっちかを練習しておいた方が良いぞ!

 

自分は広いマップなら機械技師を使っている。

単純に人形が強いからだ。

 

・救助役

 空軍、オフェンス、傭兵、カウボーイ、納棺師

 一時期は空軍がこの枠を独占するほど人気だったが、現在はチェイス役救助役両方こなせるサバイバーに移行しつつある。だが、救助に特化したサバイバーというのはやはり強いので、やはりチームに一人は欲しい人材である。

 

 空軍は所持している銃が強力で、これを使えば一回の救助だけほぼ確定で成功させられるという期待値を持っている。だが、銃を撃った後がやはり苦しいので最近は減ってきたのだろうか。余談だが、自分はチームに一人空軍必須だと言われていた時から空軍は弱いと思っていた。だって、一人座ったら解読速度、開錠速度が60%も下がるんだよ? ということは、一人飛ばされて残り三人の状態で、新品(一度も座っていない状態のサバイバーのこと)の誰かが解読終了時点で座らされたらゲートを開けられない。残った二人が機械技師と空軍ならもう絶望である。

 だから、救助役の中でも自分は空軍を下位と見ている。あくまで個人的解釈で、だけどね。

 

 オフェンスは相手が興奮を持っていなかったらいくらでも時間が稼げるのが強い。旧助役が少なかった時、自分はオフェンスを使っていた。ただ、オフェンスを使うということは解読要員が必然的に二人になり、オフェンスと狙われている人がどちらもハンターに拘束される関係上五台目の暗号機が残ってしまう展開になってしまうので、やはり手放しにお勧めとは言えないサバイバーである。自身の解読速度も遅いので、ノルマである一台を解読しきることがとても難しいのもマイナスだ。

 狙われている人はオフェンスが近くにいるなら壁伝いに逃げてあげればオフェンスがタックルしてハンターをスタンしてくれるので覚えておくといい。

 それに、座らされる前に時間を稼ぐタイプの救助役であり、座らされた後の救助については他のサバイバーと大差ない性能なので、座らされた時点でもう一人の救助役やチェイス役の人に救助をリレーしなければならない(自分は助けられたサバイバーをまたボールで守らなければならないから)。だから、単独で完結できない救助役でもある。

 でも、稼げる時間の量は空軍より多い。空軍と組んだりするのが一番安定するかもしれない。

 

 傭兵は恐怖の一撃を喰らってもすぐには倒れないので、救助に失敗してもまだ救助をごり押せるところが強い。だが、やはり解読速度が遅い事、ハンターをスタンさせる手段を持たないところ(救助したがいいが自分もダウンしてしまうことが多い)が前述の2サバイバーにやはり劣っていると自分は考える。

 傭兵+チェイス役三人など、全員が捕まらない前提でなら使える。ゲート開放後の引き留めるも傭兵なら救助できるので、その点は強いだろう。

 

 カウボーイは救助役の中でも特殊で、チェイスを引き延ばす救助役である。窓枠を乗り越えたサバイバーを縄で引き寄せて距離を稼ぎ、次の窓枠を乗り越えたところで離すなど、逃げる距離を稼いであげるサバイバーだ。担いだ状態で攻撃を喰らってあげれば絶対に攻撃を肩代わりしてあげることもできるし(女性サバイバー限定だが)、きちんと使えば空軍やオフェンスより強いのではないか、と自分は考えている。

 狙われている人は近くにカウボーイがいる時は、カウボーイに対して直線で移動して縄を当てやすくしてあげればカウボーイが縄で引き寄せて逃げてくれるので覚えておくといい。

 だが、ハンターをスタンさせる手段が無い事、男性サバイバーの場合縄で椅子から救助しても攻撃から守ってあげられないこと、座らされた後の救助は他のサバイバーと同じ程度の性能(縄で救助するには縄の距離が短すぎて安全に救助できないから)というのがやはりこのサバイバーの弱点である。

 

 納棺師はつい先日追加された救助役だが、冗談抜きでこの中では最強だと自分は考えている。その理由は、解読速度低下がステータスに無い事(複数人解読はしなければ下がらないから対策できるデメリットである)、棺救助に危機一髪が付与されるところ(生身救助にも危機一髪をつけておけば、最高で四回危機一髪ができる)、棺で自分を救助できるという三つである。

 納棺師の立ち回りについては、以前に記事を書いたので割愛させてもらう。だが、座った状態の人に対しての救助性能が並なのは弱点と言えるかもしれない。

 自分は前は狭いマップならマジシャン、広いマップなら踊り子、広いマップで機械技師がいなければ機械技師、とサバイバーを使い分けていたのだが、今はどのマップでも納棺師でプレイしている。あと機械技師。それぐらい強い。

 

この項のまとめ

救助役はそれぞれ長所と短所があるよ!

納棺師はデメリットらしいデメリットが無いから強い!(救助役は基本的に解読速度に対してペナルティを背負わされている!)

自分に合った救助役なら、どれを使ってもいいよ!

 

チェイス

 医師、弁護士、泥棒、庭師、マジシャン、冒険家、踊り子、占い師、祭祀、調香師、幸運児

 

 これのうち、それぞれの役割別により分けていくと

 

救助系チェイサー

 医師、庭師、マジシャン、占い師、調香師、幸運児

潜伏系チェイサー

 冒険家、弁護士

チェイス特化チェイサー

 泥棒、踊り子、祭祀

 

 となる。多いので細かく解説はしない。ただ、やはり使うのが難しいサバイバーも多く、現在の主流は調香師が強く、泥棒、その次にマジシャンなどが来やすいことは捕捉しておこう。